種子島
様々なタイプのブレイクが島中に点在している種子島。
かつては孤島の秘境としてトリップのターゲットでしたが、現在はメジャーなサーフポイ
ントとして成熟し、オンシーズンにもなると多くのサーファーがラインナップします。
【画像引用 ; SURFIN’ a GO-GO 国内版 〜 全国520サーフィング・ポイント&ガイドマップ P187 (出版社: マリン企画)】
様々なタイプのブレイクが島中に点在している種子島。
かつては孤島の秘境としてトリップのターゲットでしたが、現在はメジャーなサーフポイ
ントとして成熟し、オンシーズンにもなると多くのサーファーがラインナップします。
【画像引用 ; SURFIN’ a GO-GO 国内版 〜 全国520サーフィング・ポイント&ガイドマップ P187 (出版社: マリン企画)】
沈没(ちんぼつ)とは座礁した船がシンボルとなっているからです。他のポイントと比べて敏感にブレイクをするので他よりも大きな波に出会うことができます。サイズがあればコンパクトなバレルを巻くこともあります。玉石はカキがついているので注意しましょう。
正面に風元(かざもと)神社があります。太平洋側がクローズのときにサーフができます。右側に岩場が張り出していて、その横から長いレギュラーがブレイクします。リバーマウスで玉石混じりのビーチで、頭半からダブルくらいがベストです。イージーなテイクオフの後からショルダーが張っていき、地形次第ではチューブになることもあります。
浅川ポイントは浅川河口にある小さなビーチです。玉石のブレイクでレギュラーオンリーになっています。ホローな波質でテイクオフはハードなのですが、それをクリアしてしまえばファンウェイブがインサイドまで続いていきます。
夏はグーフィーで冬はレギュラーというのが毎年のパターンになっています。ベストは頭くらいなのですが、パワーがある波質で小さくても十分に走ることができます。ボトムが砂混じりなので地形がわかりづらいですが、決まってしまえばなかなか崩れることはありません。サイズがあると強いカレントが入るので初心者は気をつけましょう。
ハングリーは島の中で最大で最長のブレイクを誇っています。アウターリーフまで10分近くバトルをしなければならないので、腹が減るまでサーフをしてしまうということからハングリーという名前がついたそうです。グーフィーの波なのですが、頭以上ならレギュラーもライドが可能です。4〜5ft.がベストでマキシマムは7ft.オーバーになります。サイズが上がるとインサイドもしっかりとしたショルダーが張り出して200mの...
ハングリーほど距離はないものの、テイクオフからいきなりホレて極上のバレルを形成します。パンパンに張ったショルダーがインサイドまで続きます。頭半からダブルのサイズで真価を発揮し、7ft.級もサーフィングが可能です。どのサイズでもホレ方は変わりません。チューブはバックドアをほうふつさせるほどヘビーなものになります。漁港の沖に岩棚があり、台風からのグランドスウェルで目を覚まします。上級者向けのポイントと...
崖に面しているので風の影響を受けません。コンディションさえ整えば開き気味に巻くバレルになります。頭半まではレギュラーでダブル以上になるとグーフィーも割れてきます。100mものロングウォールが出現する日もあります。
中山海岸がポイントです。一面が美しい砂でできている海岸で最高のロケーションです。竹や野、センター、港と3か所に分かれていて、理想的なサンドバーができやすく、きれいな三角波を生み出します。初心者から上級者まで楽しめます。
灯台下は太平洋のうねりをキャッチする最南端のポイントです。砂は白さを増して南国ムードがかもし出されます。地形が決まったところへ東から南東のうねりが入ると灯台下ポイントはヒットします。ロケット発射台のふもととなっています。
いわさきホテル跡の前の小さな海岸です。(種子島いわさきホテルは閉館:いわさきホテルズのコスモリゾート種子島ゴルフリゾートは在り。)コンスタントな波なので、混雑も激しいポイントです。連休になると100人近くのサーファーが来ることもあります。決まりやすいのはビーチの左奥の岸壁脇でブレイクをするレギュラーです。
竹崎ポイントは典型的なビーチブレイクで、竹崎海岸の中に数ヵ所ポイントが点在しています。ショルダーの張った三角波がブレイクします。ジャングルのような場所を抜けるので、4WD車がないとポイントまで行くのは大変かもしれません。
屋久津(やくつ)は長浜海岸の南端のビーチです。東シナ海を低気圧が抜けた時にローカルたちが最初にチェックをする場所です。台風シーズンや冬の季節風が吹くときだけ、ダブルほどのファンウェイブを楽しむことができるポイントです。
長浜海岸の北端にあるリバーマウスです。上質なロングウォールを形成して、チューブセクションもあります。グーフィーの方がロングライドが可能でしょう。台風が接近している時にヒットをすることが多いポイントです。
台風のスウェルを洗濯岩が受けると、根元からホレる超一級のバレルを形成します。トリプルまでサーフが可能なのですが、ダブルくらいのサイズで巻くチューブがベストでしょう。初心者にはハードな波かもしれません。
能野(よきの)は良質のサンドバーが決まりやすいポイントです。透明度が高いきれいな水がカーテンのようなバレルを形成します。台風や低気圧の接近中か、南海上に停滞している時が狙い目です。初心者から上級者まで楽しむことができます。